使う道具と失敗しない切り方

髪を切りすぎてしまっても、地毛ならそのうち伸びてきます。しかし、ウィッグの場合はそうはいきません。また、ウィッグでの失敗で一番多いのが「切り過ぎてしまった」という経験です。しかし簡単なコツと方法、道具を変えるだけで誰でも失敗せずにウィッグのカットをすることができます。

まず道具は、「すきバサミ」を使うようにしてください。普通のハサミを使って切ってしまうと、髪の切断面がザラザラとした感触になり、手触りが悪くなるだけでなくウィッグの繊維を痛めてしまう原因にもなるからです。そしてウィッグを安定した場所で切るためにも、ウィッグ用のスタンドなどを使うとより作業がしやすいです。そして、実際に切っていく時には、前髪部分・頭頂部分・後頭部分の大きく3つに分けます。このことを「ブロッキング」と呼びます。切る髪以外は、ダッカールやヘアピンなどでとめておくとよいでしょう。そして後頭部分からスタートしていきますが、さらに後頭部分を上下に分け、下の部分の毛束を人差し指と中指で挟むようにして持ちます。手全体で握るようにして切ってしまうと、髪がバラバラに切れてしまうので必ず指で挟んで持つようにしましょう。そして少しずつ切っていくと、途中で修正もできるのでゆっくりと確実に進めていくと失敗しません。